ブックメーカーでのベット時に過去のデータを活用していますか?
もしも闇雲に賭けているなら、断言します。過去のデータは絶対に見ましょう。過去のデータの分析なくしてブックメーカーで勝利を掴むことは不可能と言っても過言ではありません。
この記事では、データを使用するメリットと、データをどのように見るべきかもっとも基本的なところをご紹介していきたいと思います。
データを見るメリット
データを見ることに対してデメリットは存在しません。あるとすればリサーチのために時間を使うことでしょうか。しかし、勝利の可能性が格段に上がると考えると時間の消費リスクは問題にならないでしょう。
一方、得られるメリットには次のようなものがあります。
チーム・選手の調子がわかる
対戦カードの相性が分かる
決定力のある選手をリストアップすることができる
リーグ戦であれば順位差を確認できる
ホームアウェイでの得意・苦手の傾向が掴める
過去のデータを見ることによってチームを丸裸にできる
仮にブックメーカーでサッカーに賭けているとします。サッカーの場合、チームは調子、キープレイヤーの存在、監督の判断、ホーム・アウェーでのパフォーマンスなどによって結果が変わります。
データを見ることによって、直近のチームのパフォーマンスや、キープレイヤーの出場・欠場・調子などがチェックできます。たとえそのチームのことを一切知らなかったとしても、ゴールを量産している選手や連勝・連敗などの状況は把握できますから、何も調べないのに比べて正しい選択ができる可能性はアップします。
例えば、アウェイではめっぽう弱いけれどホームでは異常に強い、または粘り強さを発揮する、そんなチームもあります。いわゆるホームアドバンテージが強い状態です。理由はいろいろあると思いますが、地元サポーターの声援による後押しもその一つでしょう。最近はコロナの感染拡大で無観客で試合が行われているリーグも多いため、そうなるとホームでもそこまで良い結果が出せないのではないか?という予想が成り立ちます。(実際にその傾向も強い)
また一方で、キープレイヤーが出場していない場合で、もしそのも代わりとなる選手さえ不在なら、チームの勝率や得点の見込みは大きく減るかもしれません。スタメンは直前にならなければ分かりませんが、事前に主力の欠場がわかっているなら、それを踏まえて賭けるオッズを選定するべきです。
データを見ることで不要な負けを回避
もしもデータを見ておらず、上記のような事情を把握していなければどうなるか?
仮にチームの得点の大半をキープレイヤーの一人が決めており、そのうえでチーム平均得点数が3以上だったとします。
その選手が出場する予定なら、対戦カードによっては試合開始前のゴール数オーバーアンダーのオーバー2.5以上(3点以上動く)のオッズは低く設定されているでしょう。
もしもデータを見てないなら、単純に「オッズが低いから当たる確率は高いだろう」と考えて安易に賭けてしまうかもしれません。
しかし、試合直前になってそのキープレイヤーが出場しないということがわかったとします。その情報をうけてオーバー2.5のオッズは上昇する(見込みが下がる)でしょう。このとき、その選手が得点源であるというデータを知らなければ、「フォワードの一人が出ないだけだろう」とそれほど気に止めないかもしれません。
案の定、試合は1-0や0-2で終わって事前に賭けていたオーバー2.5は不的中に、という結果はよくある話です。もしもデータを知っていれば、オーバー2.5の賭けを事前にキャンセルして違うオッズに賭け直すことができたかもしれません。
これは非常に小さな例ですが、ブックメーカーでの賭けはデータを知ることで負けを回避できる、あるいは勝ちを手繰り寄せられることがたくさんあるのです。賭ける前にはデータをチェックするようぜひ習慣づけてみてください。